こんにちは、おのぽんです。
2021年6月6日(日)は東京で国体予選がありました。
そこで渡り合った選手とのことや、その場で見て受けた衝撃などをまとめていこうと思います。
1回戦は同士討ち
いざトーナメント表を見ると、そこにはSPOTTOのせかゆざさんの文字が^q^
僕は東卓ははぴぽん登録なので、SPOTTOの選手と当たることは想定はしていたのですが、本当に当たってしまうと「まじかーーーー」って気持ちです><
が、もし勝ち進めたら次に当たる選手は・・・
村松 雄斗(東京アート)
・・・え?まじ?
村松選手ってあのカットマンの・・・?
こんなチャンス生涯で二度と訪れないかもしれない
絶対勝ってみせると強い意志を持って1回戦に挑みました。
1回戦は全部デュース!笑
いざ、セカユザさんと試合!試合前にゆっきーさんが「勝ったら1600円(参加費+手数料)で村松選手と試合できるけど、負けたら1600円でSPOTTOの練習試合だね(にっこり)」みたいなとんでもない煽りをしてきました^q^
当然冗談だとわかってますが・・・当の本人、正直心臓ばっくばくでした(笑)
村松選手と試合したい気持ちもありましたが、ユザさんはSPOTTOに入る前にちょっぱーずの合宿で戦って勝利、八王子のオープン戦でも過去に当たっていてその時も勝利と、2-0で勝ち越している選手でした。
が、SPOTTOに入ってからは弱点も知られていて、負けることもしばしば。
そして、前日のクラブ選手権予選では、
と、ゆっきーさんがゆざさんが仕上がってるようなことをおっしゃっていたこともあり、めちゃめちゃ緊張してました。おそらく卓球復帰後こんなに緊張したのは初めてじゃないかな・・・?
ゲームポイントを先に握った方がセットを取られる謎試合
1セット目。僕はどうしても1セット目を取りたかった。
そして緊張してるながらも、ゆざさんがどうやって攻めてくるかはなんとなくわかっていました。
SPOTTOの練習試合でゆざさんに負けた時、大敗を喫したので、おそらく同じ攻略法で挑んでくるだろうと。
そして、その予想は的中し、序盤リードを広げていきました。
10 – 6ゲームポイント。
とりあえずこのセットは取れる
完全に気が緩んでしまいました。ゆざさん練習試合をしていてもなかなか最後の1点を取らせてくれないのですよね。
ここでうまいこと戦術を変えられ、6点連取され、1ゲーム目を持って行かれました。
ただでさえ緊張していて、めちゃめちゃ体力を持っていかれてる上に鼓動が高鳴り過ぎて、ずっと聞こえていました。
2ゲーム目。正直気持ちは負けていました。1ゲーム目を落とした焦りからか、相手やボールをしっかり見えていなかったり、とにかく動けない状況が続いてました。そして心臓の鼓動が早くなりすぎて、呼吸がまともにできず、体を落ち着かせながらの試合運びとなりました。
8-10。ゆざさんサーブ。負けているのにも関わらず、なぜかデュースになるだろうなーと頭をよぎりました。そしてデュース。11-10になったタイミングで、ゆざさんまさかのサーブミス。命拾いしました。
3ゲーム目。完全にゆざさんペース。
僕は3-9で負けていました。
「あれ、このゲーム取られるわ」
「村松選手と試合できなくなるのかな」
「ここで僕負けるの?」
そんなネガティブな思考が頭をよぎりましたが、それと同時に「どうせ取られるならあがいとくか」と、ここにきてようやく吹っ切れました。
5-9, 7-9, 8-9と徐々に点差を詰め、8-10とゲームポイントを握られながらも、そこから4点連取し3ゲーム目を奪取。いやこれはもう奪取という表現が正しいですね笑
そして4ゲーム目。「ここで勝ったら試合が終わるけど、フルセットになったらやだなぁ・・・」なんて考えてたら7-10でリードされる展開に^q^笑
んでここでもなぜか5点連取し、4ゲーム目を取り、3-1で勝利という結果に・・・笑
結果だけ見ると、
10 – 12 / 12 – 10 / 12 – 10 / 12 – 10
とひやひやなゲームをしていて、どちらが勝ってもおかしくない内容でした笑
ゆざさん、お手合わせいただきありがとうございました!!
ちなみにこのことをブログに書こうと思い、SPOTTOグループでラインをしたところ・・・
ゆっきーさんの煽りが鬼畜すぎてwwww(褒め言葉です^q^)
いざ、村松選手と・・・!
1回戦終了して2分後にはもうコールされました。
そして村松選手と試合。
当然負けてはいるのですが、もはや1球1球の質が高すぎて感動すら覚えるレベルの試合でした。
1ゲーム目ラブオールは3球目攻撃を喰らう
レシーブが少し浮いてしまったな・・・と思っていたらもう攻撃の構え。そして放たれたドライブは綺麗に僕のミドルに。そしてこのドライブはどこに飛んできても最後まで対応することができませんでした。
スイングと回転量のギャップがすごい。
必死にドライブを打つも・・・
僕の決め球は全て綺麗に返球されました!ノータッチゼロ!!
そしてドライブの精度の高さを見てしまうと、ツッツキや繋ぎができなくなるプレッシャー・・・なるほど、これが世界か。。。
カットの質の高さ
何より感動したのがカットの質の高さ。いやそりゃ高いとは思うんですよ。
ただ、僕レベルのドライブではフォアもバックも全てネットすれすれに低い弾道のカットで返ってきました。なにこれ。
そしてフォアは基本デスカットみたいな振り方で低いカットが・・・これどうすればいいの?ってレベルでした笑
かと言ってバックに送ったボールは切れてるか切れてないかは弾道で判別不能。同じすぎる。
- 打つ瞬間になってようやく確認できる
- カットは想像以上に切れてる
みたいな状況でぜんっぜん返せる状況ではありませんでした。
そしてこのカット。
これ本当に謎w
動画見てても謎だけど、受けた時に「えっ・・・???」ってなってました。
おそらくナックルカットが飛んできてると思うんですけど、
- とっさのカットでこの質のボールが飛んできている
- 実際にスイング見てても切れてるように見えてた
- あれ、卓球ってこういうスポーツなのか
となんかもう色々感じさせていただきました。
いただいたアドバイス
結果は、
4 – 11 / 6 – 11 / 3 – 11
と大敗しました。これがプロと一般人との圧倒的な差です。
そして恐れ多くも、試合終了後にアドバイスをいただきました。
- 力強いドライブを持ってるが、2球目以降の精度が低い
- 打てるボールと打てないボールを見極めて、繋ぎのボールも打てるようになると、もっと点数取れるようになると思う
ありがとうございます。
僕的にはあのドライブの精度を見てしまって、「繋いだら刺されるな・・・」という考えが先行してしまい、繋ぐ勇気がありませんでした。と、この時は思っていました。
ただ、その時のような考えは後の村松さんの試合を拝見し、「あー違うわ」と感じさせられました。
村松選手のおっしゃる 繋ぎのボールというのは高いループドライブではなく、低くてもスピードの遅いドライブのことなんだなと理解しました。
つまり、そもそも僕が考えていた繋ぎのボールとは彼らにとってはただのチャンスボール。そりゃ刺されるわと妙に納得しました。
繋ぎの質も高めに行く練習をしようと思います。
村松選手、お手合わせやアドバイスをいただき、そしてSNSへの登校許可本当にありがとうございます!!!
大会を通じて感じた衝撃
村松選手の他にも松平選手、高木和選手、上江洲選手や日学連の選手がわんさかいる大会でした。全ての試合を観れたわけではありませんが、最後まで試合を拝見させていただいて感じたことをまとめていこうと思います。
体型がかっこいい
見た目からのお話になってしまいますが、なんかもう体つきがかっこいいんですよね。
今日の大会を勝ち抜く選手で、ヒョロヒョロだったりぶよぶよした選手はいなくて、1人もいませんでした。
とくに太もも。細身の選手でも太ももは太いんですよね。(特に松平賢二選手のふとももは生で観たけどやばかった笑)
姿勢が低い
とにかく強い選手は姿勢が低い。
なんというか獲物を狩る目、そして集中力。
負けていても最後まで諦めない心。
負けていてもいつもどおりのプレーをする精神力。
全ての次元が桁を外れて違うことに気づかされました。
ループドライブの質の高さ
強い人全員に共通して言えることは、ループドライブの質の高さでした。
とにかくネットすれすれを飛んでいくし、台からちょっとでも出たら絶対に打つ。
台の下にスッと入って打つことできる強靭なフィジカルがやはり目立ちましたね。
動きが早い
特に松平賢二選手を見ていて思ったのですが、レシーブの入りがめちゃめちゃ早いんですよね。「あんな早くストップしに行くんだ・・・」と衝撃を覚えました。
そしてタッチの良さによるビタ止めストップ。自分と比較してしまうと次元が違いすぎて「本当に同じ卓球なのか・・・?」と痛感させられました。
僕がやってた練習はぬるい
今日の国体予選を通じて、そう感じました。
僕がやってた練習はぬるすぎる。そして動きが遅すぎる。姿勢も高い。ボールの質が低い。
今日戦っていた選手達の本気の眼差しをみて、僕はまだまだだと感じました。
あ、卑下してますが、決してやる気がなくなったわけではありません。むしろ次元の違う卓球を見て、肌で感じてモチベーション爆上がり中でございます笑
卓球がしたい
「僕も卓球がしたいな」と素直に思いました。
今までやってた僕の卓球はまだまだ甘いものでした。もっと卓球を突き詰めたいなと。まだまだ伸び代がたっぷり残されてるなと痛感しました。
今後の僕の課題
今日の国体予選を見て、
- ループの質をより高く
- 太ももの強化
- もっと早く動く
- 太ももの強化
- 素早い判断力、そしてその動きに合わせて動く力
- 練習とフィジカル強化
あたりがまだまだ足りてないように思えたので、もっと早く動けるように頑張ろうと思いますので、引き続きみなさま見守っていただけますと嬉しいです^^
まずはこのブログ書き終えたら筋トレしてきます!!!!