卓球レッスン 考察

飯野コーチのレッスン5回目

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 こんにちは、おのぽんです。
最近自分の中で色々伸び悩み始めそうだなぁという気がしたので、以前通わせて頂いていた飯野コーチの元へとまた足を運びました!

 飯野コーチがどんな方はこちらに記載しております^^



 なお、今回コーチングを受けたことで、バックハンドの感覚がめちゃめちゃ良くなりました!やはり飯野コーチはすごい・・・!!

 ちなみに今回動画撮影しなかったので、写真がほとんど出てこないと思います!m(_ _)m

ご指導内容

 の前に、今回僕がお伺いしたかったことはこちら。

  • ストップレシーブ(高くなったり長くなったりしがち)
  • バックのカウンター(おさらい)や伸ばすブロック
  • フォアサイド切ったボールの返球
  • フォアブロック

ストップレシーブ

 最近どうもストップが長くなりすぎていたので、どうしたものかと思いお伺いしてみました。が、答えは単純明快でした。

ストップするときに一瞬体は止めよう

 飯野コーチにそう言われ、やってみたらすぐ止まりました^^笑
感覚がバグったら原点に帰る大切さを教わりました。

 他にはストップのバリエーションを増やす練習を色々教わりました。

横回転を回転をかけて返すか回転を逃して返すか。



 回転を逃して返すストップは比較的やっていたのですが、回転をかけて返すストップはそもそもやり方を知らなかったので、教えていただいて大変感謝でした!!

横上回転系のサーブに対して、回転をかけるストップ

ポイントとしては、

  • ラケットの面を立てる
  • ボールが伸び上がってくるタイミングを捉え、回転をかけて飛ばすイメージ

を持つこととのことでした。
台上技術なので力は不要。

バックハンドで伸ばすブロックとカウンター

 僕の中で革新的だった技術は一番最初のストップレシーブなのですが、今回一番感覚がよくなったのがバックハンドでした。(といっても元々ができない状態なので伸び代しかない←)

 上手な選手を見ていると、ちょっと早めのボール(低いループとか)を返球する際、ブロックするのではなく回転をかけて自分のボールにして返球している様子が見受けられます。

 僕は基本ブロックかカットブロック(しかもなんか試合中のみ咄嗟に出る全然練習してないやつ)しかできず、自分の展開にできずにいたので、教わることに。

伸ばす(回転をかけ返す)ブロック

 この打ち方が僕の考えにはない打ち方で、

  • ボールは来るまで待つ
  • 姿勢を高く保つ
  • ラケットは上から下に振って当てるイメージ
  • ラケットのヘッドは固定し、前腕を伸ばす


・・・あれ?姿勢は高くするものなの?

 姿勢は低くして打つものだとばかり考えていたので、「高い方がいいよー」と言われたことにものすごい違和感が。

 が、試しにそれで振ってみると・・・

めちゃめちゃ打ちやすい^^



 そりゃコーチの方が自身の経験則だったり培ってきたスキルを教えてくださってるので間違いではないはずなんですけどw

とはいえ、この「姿勢を高くして上から下にボールを捉える」という感覚は、コーチングを受けて2,3日後に「実はバックの基本なのではないだろうか」という考えに至ります。
 この辺りは、後ほど書いて行きます。

 そして、ヘッドは固定して前腕を伸ばす・・・こちらもやったことのない打ち方だったので、「むっず」と思いつつも、たくさん練習に付き合っていただきました!^^

沈むドライブってどう処理すればいいの?

 ここで一つの疑問が。ドライブの質が高すぎて、バウンド直後に沈むドライブって打たれることありませんか?そして空振りしてしまうなど・・・
この手のボールの処理にいつも悩まされていたのですが、

ドライブが上手い選手の場合は少し後ろに下がった方が御し易い


と教わりました。
「気持ち後ろにいた方が、手を早く出さずにボールを待つことができるよ」とのこと。
なるほどなーーー卓球は深い。

伸ばすブロックを教わってのカウンターのおさらい

 ここでもう一度以前習ったカウンターをおさらいすることにしました。
と言っても、以前教えていただいたことは基本的には覚えているつもりなので、今回は

  • 伸ばすブロックとカウンターのタイミングの違いは?
  • どのようなボールに対してカウンターを打つのが良い?

あたりを中心にお伺いしました。


カウンターと伸ばすブロックの違い

カウンター伸ばすブロック
タイミングやや打点は早め打点は遅め
狙う球種スピードドライブループドライブ

 もちろんループドライブをカウンターすることもできますが、ループの場合、

  • タイミングが取りづらい
  • 沈んだときに失敗しやすい
  • 回転量が読みづらい

みたいな理由から無理して狙わなくても良いのでは?ということらしいです。なるほど確かに。

 一方でスピードドライブは、タイミングが合わせやすく、回転量もループドライブに加えて少ないため、合わせやすいよとのことでした。
勉強になる・・・

フォアサイドに落とされた際のボールの処理

 レシーブでフォアサイドに落とされた時に届かないことがちょいちょいあって、どうすれば良いかを聞いてみたところ、

周りこみを狙ってる場合は届かなくても仕方ない


とのことだったので、回り込みを狙っていない状態での処理を練習しました。

ポイント

  • 角ったり空振りを少なくするために、ラケットは少し開いてボールを迎えに行く
  • 弾道を低くしたい場合は、インパクトする瞬間スイングを止めるように打つ


 下半身を固めて打つことが多かったので、ひたすら筋トレの時間でした!笑

基礎打ち時のフォアブロック

 基礎打ちでワンコースでドライブブロックすることあると思うんですけど、フォアでの安定したブロックが苦手なんですよね・・・。
ということで、どう言う意識で止めれば良いかを聞いてみました。

ポイント

  • フォームは別におかしくないので、インパクトする瞬間に、気持ち少し押してあげることを意識する(体感としてもほんの少しで良さそう)

 結果、飯野コーチをフォア〜ミドルのランダムで動かすことに←
練習しまーす笑


 飯野コーチ、今回もありがとうございましたー!\(^^)/

バックハンドは姿勢を高くして打つの?

 ここからは飯野コーチや今までさまざまな方にバックハンドのコツを教えてもらった意見を僕なりにまとめてみたことを文字に書き起こしてみます。

 教えてもらった情報を疑っているわけではなく、そもそも僕の中で「卓球は姿勢を低くしてなんぼやろ!」みたいなイメージで構えることが多く、あまり姿勢の高さを気にしたことがなかったので、改めて考察してみようと思いました。

バックが上手い選手の姿勢

 僕の中でバックが上手い現役の日本人選手というと、

  • 張本智和 選手
  • 戸上隼輔 選手
  • 吉村和弘 選手

が頭にパッと思い浮かんだので、御三方のバックハンドを見てみることにします。

対上回転のバックハンド

張本智和の現在位置。再び、バックを見つめ直す – Tリーグ応援サイト
張本智和 選手(参照: https://world-tt.com/go4t/post_news/606 )
琉球アスティーダが初の年間王者に輝く!ノジマTリーグ2020-2021 | Nittaku(ニッタク) 日本卓球 |  卓球用品の総合用具メーカーNittaku(ニッタク) 日本卓球株式会社の公式ホームページ
戸上隼輔 選手(参照: https://www.nittaku.com/nittaku-news/topics/post-2699 )
世界卓球ブダペスト2019一次選考会 〜男子は吉村和弘が1位通過〜|卓球レポート
吉村和弘 選手(参照: https://www.butterfly.co.jp/takurepo/tournament/detail/012136.html )

 確かにバックハンドを振る時の姿勢は高いですね。飯野コーチのおっしゃっている通りです。

チキータや対下回転はどうしてる?

東京へ駆ける・卓球の観戦ポイント(3)】世界一進化した張本の高速卓球/スポーツ/デイリースポーツ online
張本智和 選手(参照: https://www.daily.co.jp/general/2019/03/06/0012120605.shtml?ph=1 )
木造勇人 戸上とのフルゲームの激闘を制して優勝【アジア卓球選手権 代表選考合宿】(テレビ東京スポーツ) - Yahoo!ニュース
戸上隼輔 選手(参照: https://news.yahoo.co.jp/articles/3cb1aa527e2972ae8fa9098713f0e39e5516ccf8 )
2017年6月号 | 卓球王国WEB
吉村和弘 選手(参照: https://world-tt.com/ps_book/back.php?lst=2&mcd=AZ242 )

 チキータに関してはまちまちですね。
戸上選手は画像のように、目線がボールと同じくらいになっていることもありますが、他の画像を見てると、張本選手や和弘選手と同じように意外と上から見下ろす形でボールを捉えていました。
だいたい胸のあたりで捉える感じなんですかね。

 また、対下回転のバックドライブはこんな感じです。

張本智和 選手 (参照: https://www.youtube.com/watch?v=-z5ugmZqtmM より抜粋)
戸上隼輔 選手 (参照: https://www.youtube.com/watch?v=_ptBS7vU4AM より抜粋)
吉村和弘 選手(参照: https://www.youtube.com/watch?v=Pz7jvES5Xw4 より抜粋)

対上回転よりはややスタンスを低くしているものの、ボールの高さまで目線を落とすまではいかないみたいです。

結論

 姿勢は高い方がいいです←
「プロがやってるなら間違いないでしょ」というのが僕の考えでもあり、そういった選手と戦い合ったコーチが今までの知見を元にコーチングしてくれているわけなので、間違いはないです。

 ただ、バックハンドが苦手だった身としては、やや勇気が必要な打ち方でした。

実際にやってみた

 ものは試しです。練習の中でできるだけ姿勢を高く保ち、ブロックやバックドライブ、チキータを実践していきました。

 するとだんだんとしっくりきた打ち方を見つけることができたので最後に簡単にご紹介します。(元々どんだけ姿勢低く構えてたんだっていう感じの打ち方だでして、そこからの見る世界が変わった様子を記載していっておりますmm)

ブロックは上から押さえつけるように打てるので止めやすい

 低い姿勢の時はブロックの角度が割とシビアな感じがしていたのですが、姿勢を高く保つことで自然とボールに対して面が被り、あまり角度を気にしなくてもブロックできました。

ドライブも上回転は高い姿勢の方が威力が出やすい

 ワンコースの連打なども、ピッチを早くしやすかったです。ただ、「この打ち方で回転かかってるの?」という不安は若干残ります。ブロッカーがたまに吹っ飛ばしてるので大丈夫だろうとは思ってますが。

対下回転のドライブはやや低い姿勢になった方が捉えやすい

と思いました。ボールに対して体の真ん中で捉えた方が制御しやすい気がしています。

チキータは姿勢が高い方がスピードボールは出やすい

 チキータも姿勢が高い方が入りやすかったですね。これは人それぞれ分かれそうですが、少なくとも僕は姿勢高くしていた方が良さげでした。

 コーチング後、卓人の集まりの練習試合の中で何本かチキータを飛ばしましたが、姿勢の高い状態で打ったボールは100%入りました。
ので、ボールに目線を合わせて打って精度が上がらない方がいたら、思い切って姿勢を高くして打ってみるのもありなんじゃないかなと感じました。




 今回は、飯野コーチによるレッスン内容のまとめと、それらを踏まえたバックハンドの姿勢について考察してみました!
飯野コーチのレッスンはとてもわかりやすく、どんな悩みでも親身に乗ってくださるのがとても嬉しいですね!
そしてレッスン後はめちゃめちゃ感覚がよくなるのでとても助かります!!\(^^)/


考察に関しては、もし「こうだよ!」みたいな考え方とかがあったらTwitterにてDMやリプライもらえると嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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