僕の使用用具について詳しく紹介します。
最初の記事にも書いたのですが、ラケットは、ビスカリア(ST)を利用しています。
なぜビスカリアなのか?
水谷隼ZLCとの出会い(使用期間3年)
僕はもともと水谷隼ZLCのフレア(87グラム)を使ってました。
卓球を復帰してからは、ひょんなことから水谷隼ZLCと出会ったのでした。
もともと高校の時に使っていたクリッパーウッドを継続して使おうと思ってましたが、まぁ思い切って変えてみようって感じでした。
水谷隼ZLCへの執着
3年ほどこのラケットを愛用していたため、他のラケットをほとんど知らない状況でした。(打たせてもらうこともありましたが、基本的に水谷ZLCって打ちやすいんで、他のラケットに目移りしなかったんですよね)
やりづらい技術(ストップやチキータ)もあったにはあったのですが、「水谷選手本人が同じラケットでやってるんだ。人間にできないことはない。」と、およそ人外の選手に、自分ごときが練習すればいつか追いつけると信じていました。
ビスカリアの再販
月日は2019年4月、ビスカリアが再販しました。確か水谷ZLCと反発係数が同じだったと思います。
「ZLCと同じ反発のALCってどんな感じなんだろう?」
僕の中で好奇心が生まれ、国際卓球に何度か出向きビスカリアを時間をかけて
試打しました。
想像通り、全体的に打球感もスピードもコントロールも申し分なかったですが、その時はわざわざ変えるほどでもないなぁという印象でした。
徐々に水谷隼ZLCに対して出てくる不満
いまだにとても良いラケットだと思ってますし、不満と言うと少し大げさなのですが、
- グリップが太い
- バックのグリップが即座に調整しづらい
- ストップがどうしても止まらない(ネットより7cm程度浮いてしまう)
- チキータはいつまでたってもうまくならない(これは自分のせい)
と思い始めました。
しかし、「いやそれでも僕は水谷隼ZLCを使い続けるんだ。だって水谷選手もずっと同じラケットで頑張っているじゃないか」と思い、自分の中で葛藤が生まれておりました。
それと同時に、
- もしストレートグリップだったら、調整しやすいんじゃないかな?
- もしラケットがもっと軽い個体だったら、今よりコントロールしやすいんじゃないかな?
と考えるようにもなりました。
ビスカリアの大特価
ビスカリア購入のきっかけは2020年1月4日。お友達に会うために渋谷の国際卓球に出向いたら、ビスカリアがセール対象になっていて、2万円を切る価格になってました。
「あ、これ買い時やん。ちょっと重さだけ測ってみようかな・・・」
測ってみると、79グラムのストレートグリップのビスカリアが存在しました。(平均重量は85グラムなので、相当軽い個体です。)
しかもスイートスポットもフォア・バック共に僕がいつも打球するあたりでした。
まさしく僕が探し求めていた個体でした。
水谷ZLCだと弾みすぎてしまう場面が多々あったり、フレアだと面が変えづらい場面があったためです。
こうして気づいたら、友達に会いに行っただけなのに手元にはビスカリア、ディグニクス05、テナジー80(当時)がありましたとさ。
ただ、この時はまだ買っただけで、本当に変えるかどうか悩みました。
確かにビスカリアは振りやすいし安定感もあるけど、水谷ZLCも使い込んでるし打ちやすいしなぁと。
ビスカリアに本格的に変えた瞬間(使用期間:2020年1月〜)
最初のうちは、本当に交代しながら打ち比べをしていました。
やはり、試打した時と同じようにビスカリアもまた素晴らしいラケットでした。
- ドライブ○
- サーブ○
- ブロック○
- ストップ○
- 引き合い○
どの技術を取っても、練習している時は差があまりないように思いました。
※ 当然ZLCとALCの違いがあるので、もちろんボールの球種や打球感・打球音、弾道やコートへの収まり方には差が出ているのですが、全ての技術において、今のフォームを変える必要がないという意味合いで、差がないように感じていました。
しかし、練習試合をしてみて、唯一水谷ZLCにはできなくてビスカリアならできる技術を見つけました。
ストップが低く止まる
完全に決定打でした。
今まで悩んでいた悩みが解決し、晴れてビスカリアに用具変更となりました。
それでも水谷隼ZLCは僕にとって思い出のラケットですし、特に海外で試合する際はNittakuよりもボールが重いので、ALCよりZLCで戦うべきだと思っています。(韓国の試合に出た時に感じました。)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!!