おのぽんの使用ラバー – バック編 –

 僕のバックでの使用ラバーについて詳しく紹介します。

最初の記事にも書いたのですが、バックはディグニクス09C 特厚を利用しています。

なぜバックはディグニクス09Cなのか?

 最終的にディグニクス09Cにたどり着くわけですが、フォアとは違い、その道のりはそこまで長くありません。なぜかと言うと、僕は極端にバックが下手だからです。

下手なりに上手くなろうと思いましたが、僕の中でのバックラバー選びの軸は、現状

  • 引っ掛けるドライブができる
  • 中陣からでも入れにいける
  • カットブロックが打てる
  • チキータが打てる(優先順位低)

となります。

 しかし、この選定の軸もフォア同様最初から決めていたわけではなく、練習を重ねるにつれ、徐々に感覚や打ち方がわかるようになってきたため、軸が決まり始めました。その辺りについてどのように考え感じたのかを綴っていこうかと思います。(ちなみに当時貼っていたラバーはディグニクス09Cに至るまで、全て水谷隼ZLCです。)

 この先、フォア程ではないですが、割とがっつり書いてしまっていますし、すでに選定の軸もラバーの答えも出てしまっているので、こちらも、お時間のあるときにお読みいただけると嬉しく思いますmm

引き返すなら今です!笑

始まりはブライス・ハイスピード(使用期間3ヶ月)

ラバーの選定理由の前に、皆さまバタフライのブライス・ハイスピードってご存知ですか?テナジーシリーズが流行り始める前によく使われていたラバーです。今はもう製造中止となってしまいましたが、復帰当初はこのラバーを選びました。

なぜか。理由は簡単で、僕らバックがめちゃめちゃ下手だったからです。自分を蔑むわけでもなく、本当に下手でした。(今も下手なのは変わらないですが)

バックが下手な意識は高校の頃からありました。生い立ちの方にも書きましたが、僕は他校の先輩のもとに毎週土曜日練習に行ってました。その顧問の先生に「お前はフォア70点だけど、バックは30点だな」と言われました。それくらい誰がどう見てもバックが下手でした。

そして、その当時もブライス・ハイスピードを使っていました。とても安直な考えではありますが、

  • どうせ入らないんだし、高いラバー(当時は5000円がほぼ最高値)を買っておけば安いラバーよりも入ってくれるだろう

というたった一つの理由で、僕はブライス・ハイスピードを使っていました(もっとちゃんとした理由で使っていた方がいましたら、本当にすみません)。

卓球を復帰する際も、

「高校の時、このラバーだったしこれで良いか」

というこれまた安直な理由での選定となりました。(今考えたらだいぶあり得ない選び方のように思います)

テナジー64FX(使用期間3ヶ月)

フォアのラバーをテナジー64に変えた時と同様、全日本優勝経験者の意見を参考に僕もバックをテナジーシリーズにしようと思いました。(使いこなす技術もないのに)

しかし、買ったラバーはテナジー64FX

本当は64を貼ろうと思ったのですが、その時安売りしていたラバーがたまたまFXだったので、

「まぁどっち買っても変わらんやろ」(どやぁ)

というこれまた適当な理由で購入。

ブライス・ハイスピードが硬いラバーだったため、打球感としては何となく物足りないななんて一丁前に考えながら、使っていた記憶があります。(バックハンドが上手な友人に渡してみたら、めっちゃ打ちやすかったとのことでした。)

評価の高いファスタークG-1を使ってみる(6ヶ月)

ニッタクのファスタークシリーズの中で圧倒的に評価の高いファスタークG-1。これは友達が使ってたのを打たせてもらった時に、「あ、これなら僕でも扱えるんじゃないか」と感じたため、このラバーを選んでみました。

この頃から、「バックを振る練習をしないとダメだ」という意識するようになり、

  • 基礎打ちはバックハンドから始める
  • 基礎打ちの時間はバックハンドを長めに取る
  • 基礎打ちのツッツキの中からドライブを持ち上げる
  • 相手がドライブしやすいようなブロックを心がける
  • フットワークのコースの打ち分けをコースを出来るだけ正確にコントロールする

みたいなことを意識しながら練習に取り組みました。普段こんなことみなさん当たり前のようにやってると思うんですが、僕はフォアではやってきたものの、バックではほとんどやってこなかったんですね。

そして、この時もファスタークG-1の評価は正直わかりませんでした。バックの感覚がなかったので、何を使っても同じ状態だったからです。

テナジー05に手を出してみる(使用期間1年)

だんだんとバックの感覚がわかってきて、たまたま友達にテナジー05を試打をさせてもらったときに、G-1との違いが明確に分かるようになりました。

G-1よりもドライブが持ち上げやすい

そう感じ、しっかりと収まりやすいラバーを使いたいなと考え、05を使ってみてました。

この頃から回転かけるの楽しいなーって感じで、友達とわちゃわちゃ遊びながら、カットブロックの感覚とかを教えてもらったりしてました。

そして、試合の中でも少しずつ活用するようになり、下手なりにテナジー05の使い方や他とのラバーの違いもわかるようになってきました。

しかし、違いが分かるようになったとはいえ、もし他のラバーに変えた時に感覚が変わってしまうと、また振り方を覚えないといけなくなるのが嫌だなと思ったため、長いこと同じラバーを使い続けました(あ、もちろん何回か新調してますよ!)

しっくりきたテナジー80(使用期間11ヶ月)

 ちょうどディグニクス05の試打をしていた時でした。
試打用ラケットが水谷隼ZLCで、バック面がテナジー80でした。この頃中陣からのドライブも練習し始めていて、同じように振ってみると

あれ?中陣からのボールめっちゃ入りやすいやん!なんなんこのラバー!?

みたいになり、ディグ05の試打そっちのけでテナジー80で一通り当時自身ができたバック技術を一通り試打をしていったことを覚えています。

 フォアのディグニクス05とほぼ同じタイミングでバックはテナジー80に貼り替え、1年ほどお世話になりました。

ディグニクス09Cの発売(使用期間:2020年3月〜)

 スピンアートが廃盤になってから数ヶ月してディグニクス09Cの販売情報が出ました。
ディグニクス系は全て興味がありつつも、当初買う気はありませんでした。
 なぜなら、ディグニクスシリーズは全てバックで試打して、僕には使いこなせないなという結論に至っていたためです。
理由は単純で、

  • (僕の技術では)カットブロックが台に収まらなくなるから

でした。

 なぜか試合になるとカットブロックを多用してしまうんですよね。
練習では入らないのですが、とっさのボールに対しては入るという。。
カットブロックは本来練習していないボールなので、やらないのが正解なのですが、試合になるとどうしても出てしまうのが今の自分の実力です。

 ディグニクスは全シリーズ試打して、特に05は一番僕の打ち方に合っているように思いました。が、それはあくまで練習している際のボールです。
普段の練習通りのことを試合でもできるに越したことはないのですが、僕はできません。どうしてもカットブロックが出てしまいます。

 練習ではとても気持ちよく打球できましたが、いざディグを使って試合をして、1セットの中で数点落とすことを考えると、変えることはできませんでした。
「厚」を貼る選択肢もありましたが、もしそれでも台に収まらなかったら・・・という不安を拭うことができませんでした。

 しかし、ディグニクス09Cは粘着性ラバー。粘着性は使ったことなかったですが、ひょっとしたら使えるんじゃないか・・・?


 国際卓球の店員さんにもお話もお伺いしたところ、

  • 他のディグニクスと09Cは違う
  • テナジーより弾まない感じもある

とのことでした。

わんちゃん使えるんじゃないか・・・?
もし買ってダメそうだったらすぐ変えればいいさ・・・

 好奇心が勝ってしまい、09Cを貼ってみました。
すると・・・

 このラバーめっちゃええやんけ!!ひゃっほーーーーー!!!(語彙貧)

という状況です。


 まだ色々掴めていないところはありますが、現状僕がやりたいどの技術もやりやすいです。
それどころか、今まで僕の技術にはなかったプッシュができるようになり、戦術の幅が広がりそうな可能性もあります。(ディグニクス09Cの詳細のレビューはTwitterに書きました。後ほど転載するかもです。)

 寿命についてはまだわかりませんが、まずはこのラバーを使いこなせるように日々練習して向き合っていくつもりです!

 最後まで見ていただきありがとうございました!!

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