こんにちは、おのぽんです。今日から僕の大型連休(ただの有給の大量消化)が始まりました。
4日~7日までの間、毎朝8時より卓球三昧池袋店の飯野 弘義コーチのレッスンを受けることとしました!
突然の、しかもだいぶトリッキーなお問い合わせメールにも真摯にご対応いただいた卓球三昧の大村コーチ、その後4日連続のレッスンを快諾してくださった飯野コーチには頭が上がりません。この場を借りて、お礼申し上げます。本当にありがとうございます!m(_ _)m
そして、1日目ということなので、まずは僕の現段階の技量を知ってもらおうと思い、2コマ入れさせていただきました!
いざ、練習
最初は
- フォアラリー
- バックラリー
- 2本2本をバックに集める
- ドライブの引き合い
をやらせていただき、その後試合をさせていただきました!
結果は0-4で気持ちいいくらいスッコスコにやられましたww
なんかもう1セット目で「あーこんな感じね」って言うのをわかられた感があり、2,3,4セット目はほぼ卓球になってなかったですね・・・精進します。。
で、試合が終わり、僕の直した方が良い点をまとめていただきつつ、僕は教えていただきたいことをお伝えし、ご指導いただきました。
ご指導内容
飯野コーチからのアドバイス
- レシーブに迷いが出て、判断が遅れて入れ入れになってしまっていた
- それによってツッツキがあまくなっていた
これ、大矢選手と試合した時も全く同じこと言われてるんですよね・・・改善できてない証拠や・・・。
その辺りのアドバイスから派生して、いろんな練習をさせていただきました。
フォアのツッツキ→ループドライブ(相手)→カウンター
フォアツッツキ
フォアでガツって突っついて、相手のループドライブの質を落とし、そのボールをカウンターするという練習です。
とにかくツッツキが全然うまくいかない・・・
当然なんですが、飯野コーチのツッツキの質の高さがすごかったんですよね。
スパッと空を切って台上を滑ってくるような。
そういうツッツキって今まで教えていただいたことがなかったので、本当にありがたかったです。
フォアツッツキのポイント
飯野コーチより、
- ツッツキは左足で前に入りすぎず、前傾姿勢になって腕で打つ
- 手を握って力を入れない
とお伺いしました。
「左足で前に入りすぎない」という打ち方が僕の中でとても新鮮でした。
理由を尋ねたところ、「体で入りすぎてしまうと戻りが遅れてしまって、次のボールへの対応が遅れる原因になってしまう」とのこと。
飯野さんはチキータを打つ時も、打点を遅くして引っ掛けるチキータを打つことの方が多いので、あまり体を台の中に入れすぎないようにしているとのことでした。
勉強になるなぁ・・・
とにもかくにもさっそくやってみる。が、全然うまくいかない・・・
その後、お手本を見せていただいたところ、なんとなく感覚がわかりました。
個人的には、ボールをラバーでしっかり掴んで捉えているように見えたので、それを真似ることにしたところ、少しずつ入るようになっていきました。
その後バックのツッツキも練習させていただきましたが、こっちはフォアの感覚をそのままバックに流用するだけだったので、割と序盤から感覚を掴むことができました。
カウンター
こちらも序盤から入れることはできていました。(だいぶ撃ちやすい球質に落としていただいていたので)
しかし、入りが遅くなりすぎていたので、中陣で打つようにとのアドバイスを受けました。
中陣でボールの頂点を捉えるようなイメージで打つと、走るボールがしっかりと収まってくれていました。
ロングサービス
飯野さんと試合をしていて、結構衝撃的だったのがロングサーブでした。
下回転が切れているボールが水切りのような飛び方をして台ギリギリに入ってきて、抑えるのがやっと・・・。(試合中はほぼレシーブミスってた)
そんなサーブのポイントを惜しげも無く披露してくださいました!
ポイント
- 台に叩きつける
- 1stバウンドは自分の手元
- インパクト時、グッと体重を下にかける
- 手首は使わない
- 尺側手根屈筋を使ってスイングする
- クロスに打つ時はボールを体に引き寄せて打つとコースをつきやすい
- ストレートに打つ時は少し体から離して(ミドル寄りにボールをトスして)
- 打つとコースをつきやすい
- (本当はどちらも同じところから打てるのが良い)
もう色々目から鱗でした。ちなみに尺側手根屈筋ってどこかというと、この辺りです。
※ レッスン中そんな難しい言葉を使われたわけではなく、「この辺り(筋肉を指差しながら)を使ってスイングします」とおっしゃっていましたw
ロングサービスの出し方の意識としてはこんな感じらしいです。
だいぶポジション違いますが、スイングだけに目が行ってしまっていると、この違いに全然気づけないですね。サーブを観察する時のポイントの勉強にもなりました!!
こちらのサービスはまだ物にするには時間がかかりそうですが、頑張って習得したいなと思います^^
ついでにショートサービス
飯野コーチ「補足ですが、ここ(赤い部分)に当てると短いサービスがめちゃめちゃキレますよ。ここ(青い部分)に当てるとナックルになりますよ」
※ 右利きの場合、赤と青が逆になります。
え、まじか。今まで試したことないサービスの当て方をしかも補足で教えていただけました!!
ショートサーブの感覚はそれなりに持ち合わせていると自負しているため、教えていただいたサービスの当て方はすぐにできました。
で、なぜそうなるかの理由もしっかり説明してくださいました。
- 指付近で切るボールは、ラケットのスイートスポットを外れているため威力が出にくい
- そのため、少々強めにスイングしてもしっかりと2バウンドするサービスになってくれる
なるほど・・・理にかなっている・・・。
実際相当強く当てているのに、しっかりと2バウンドで相手コートに収まってくれていました。
ループに対するバックプッシュ
ポイント
プッシュをする時、僕は合わせるドライブや早いドライブとは違い、少し前で手首を使ってプッシュしてしまっていました。なので、
- ボールを引きつける
- 手首は固定して、腕を振るようにすると安定する
というあたりを気をつけようと教えていただきました。
そしたらバックプッシュがものすごく安定して、びっくりでした!!\(^^)/
ループに対する早いカウンターバックドライブ
ポイント
ループドライブを早いバックドライブでカウンターする時のコツを教えていただきました。
- 横下に流すように振ると良い
と言われ、試しに実践してみたところ、マジでなんでも入るんじゃね?ってくらい成功率が上がりました。飯野さんは教えて方が本当にお上手ですね^^
個人的には、よくプロ選手とかが周りこんでシュートドライブをカウンターで打ち込むシーンあるじゃないですか。あの打ち方と感覚が似てるのかなぁ?と思いながら練習に取り組んでいました。
フォアフリック
ポイント
残念ながら僕の卓球にない技術です。左利きであるならば覚えておくべき技術の1つなはずなのに、全然できませんでした。
なので、今回しっかりと教えていただきました。
- 膝は体の中に入れ過ぎない
- 飛びつく時は、足と手を出すタイミングを合わせる
- ラケットは垂直にする(上向きがち)
- ラケットの先端に当てる
- 手首を使わずに、フィニッシュはラケットの先端を上に向ける
飛びつかないとなんとなく感覚がわかったものの、飛びついた時の威力がいまいち出ない・・・。
こちらも要練習ですな。
飯野コーチの魅力
レッスン初日なので、まだ魅力を語るには早いとは思いますが、せっかくなので、飯野コーチの宣伝がてらご指導を通じて思ったことを記述しようと思います。
まず、彼は相当な努力と鍛錬により卓球が強くなった選手だと思いました。当然才能もあったからこそ、数多くの素晴らしい成績を納めてきていらっしゃしますが、自身の体のクセや体の動かし方を理解して、努力する方向をしっかり見極めて鍛錬をつんでくることができているように感じました。
飯野さんのコーチングの観察力のすごさはもちろん、一つ一つの技術について、
- なぜこうやって打つのか
- なぜこの立ち位置なのか
- なぜボールのトスはここに落とすのか
など、教えていただく全ての技術を完全に言語化できるレベルに達しています。
そして、コーチングしていただく時も、
- 肘が身体に入り込んでしまってうので、しっかり脇を開きましょう
- こういう癖があるから、このボールは打ちやすそうですね
などといった、すぐに打ち方の癖を見抜き、的確なアドバイスをいただくことができます。
コーチング力の高さ、そしてどんなにできなくても忍耐強く、わかりやすく教えてくださる人柄にただただ感動しておりました。
もし卓球教室にお悩みの方がいらっしゃいましたら(特に左利きの方)、卓球三昧池袋店の飯野 弘義コーチを僕は強くおすすめいたします!!笑
2日目もよろしくお願いいたします!!!