卓球レッスン

飯野コーチのレッスン-4日目(最終日)-

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 こんにちは、おのぽんです。いよいよ今日で連続レッスン最終日・・・。
最後の最後までたくさんのことを学びました!!

過去のレッスン内容はこちら。

ご指導内容

回り込みカウンタードライブ

 左利きだとよくある技術です。相手のフォア側に強めのツッツキを送り、クロスにドライブが飛んできたところを回り込んでカウンター。


 先日も書いた通り、回り込みを台の近くで行ってしまい詰まっていました。
当然カウンターもほぼオーバー。ドライブのコース予測ができているだけにもったいない。

 ということでコツをお伺いしました。

ポイント

  • ボールの上側をしっかりと捉える
  • やや打点を早く捉える

 ボールの上側を捉えてるつもりでも、後ろを捉えて回転を殺せてなかったなんてこともしばしば。
打点を早く捉える意識を持ってみると、ボールの捉えミスも少なくなり決定率も上がったように感じました。

実践

バックに深くツッツキ
ドライブのコースを判断
クロスに飛んできたことを確認し、回り込み始める
台としっかり距離を取り
なるべく前の方でボールを捉えて
しっかりと返球する

スピードドライブに対するカウンターバックドライブ

 初日での飯野さんとの試合で、ドライブに対してグッて擦ってバックドライブを返されたのが印象的だったので、どのような時に使うのかを質問しました。

スピードドライブがバック側に飛んできたらどう対処するか?

  • コースを読めて狙っている場合は、なんでもできる
  • 読めてなかったり、逆を突かれた場合は、ブロックしかしない

とのことでした。当然っちゃ当然かもしれませんが、無理しないでラリーを続けていこうということですね!

カウンターバックドライブのポイント

  • ループドライブをカウンターする時と同じで、打球する時に左下(右利きの選手は右下)の方にラケットを振り下ろすイメージを持つ
  • スイングは小さく
  • ボールの上側を捉えるため、ラケットを高く保つ(姿勢を高くしておいた方が良さそう)

個人的には、打球する時に左下に振るイメージを持って打つのが一番感覚がつかめました^^

実践

バックに深くツッツキ
ドライブのコースを判断
クロスに飛んできたボールの上を擦るため、姿勢は高く
スイングを小さく、左下に擦る

 飯野さんも実践でほとんど使わない技術と言ってたので、せっかく教わりましたが、きっと僕もあまり使うことはないかもしれません笑(むずかしすぎる)

 とは言え、知ってるか知らないかでは雲泥の差なので、知識としてはしっかりと覚えておこうと思います。

台から出るボール出ないボールの処理

 卓球をやっていて遭遇するのが、ハーフロングのボールがギリギリ台から出るのか出ないのかという場面。

  • ドライブをしようと思ったけど、台から出ないボールだった
  • 台上で処理しに行こうと思ったけど、思ったより長かった

こんな感じの判断ミスをした時の対処法を練習しました。

どうやったら判断できる?

 例えば相手がサービスをする際、

  • 最初のバウンドがネット付近だったらショートサービス
  • 最初のバウンドが体の近くだったらロングサービス

みたいな判断がよく知られている方法だとは思うのですが、上手い選手だと体の近い場所で打球してもショートサービスが出せてしまいます。


 そこで、他に見るべきポイントとして、

  • 跨線が高いか(高いとショート、低いとロング)
  • ボールの速さ(遅いとショート、早いとロング)

みたいにボールがどのように飛んでくるかを観察することがキーポイントとなるようです。

ドライブの入りから台上でツッツキをするポイント

  • 慌てずにボールが来るのを待つ
  • ツーバウンドギリギリのところで返球する

 まぁゆっくり来るから焦らなくて良いよっということですね。

実践

構えて
やや出ると予想し、ドライブを打つ構えに入る。
判断ミスに気づき、すかさずツッツキのモーションに切り替える
ボールをしっかりと待ち、落ちてきているところを打球
優しく返球する

台上処理の入りからドライブを打つポイント

  • ボールを待つ
  • 下半身を固める
  • 前腕を使ってしっかりと打球
  • 両足に均等に体重を乗せ、打球後に身体が流れないようにする

 そもそも、台上処理をしようとしている時点で足が台寄りに入ってしまっています。
予測を外してから、足を戻して体勢を整える時間はないので、下半身はそのままの状態でドライブを打てるようになる練習です。

実践

2バウンドする想定で構える
足が台の近くにある状態でドライブを打つ構えをし、
下半身を固めしっかりとスイング
打球後、体が流れてしまわないように、両足にしっかりと体重を乗せる

 シンプルに自重トレーニングw

知識や経験について

 今回も練習の合間にいろいろ聞いてみました。

 そして飯野さん本当にお優しい方で、レッスン終了後に「何か知識系で聞き逃してることがあったら聞いてください」とご連絡いただきました。
お言葉に甘え、質問させていただいたのでそちらの考え方も書いていこうと思います!

ドライブを打つ時の体重移動

 通常、左から右(右利きの場合は右から左)に体重移動しながらドライブを打ちますが、右から左(右利きの場合は左から右)に体重移動しながらうつ方法もあるようです。


 下記に、それぞれの利点と悪い点をまとめます。

左から右に体重移動して打つドライブのメリットとデメリット

  • メリット
    • 威力のあるドライブが打てる
  • デメリット
    • ドライブ直後のバックの処理が遅れやすい

右から左に体重移動して打つドライブのメリットとデメリット

  • メリット
    • ドライブ直後のバックの処理を迅速に行える
  • デメリット
    • フォアドライブの威力が半減する

結局どっちが大事なの?

 結論としてはどっちでも良いらしいです。

そして両方できる必要はないとのことでした。
もし両方できるようになってしまうと、いざとなった時にどっちの打ち方で行こうか迷う可能性も出てきてしまうので・・・とのこと。


 僕は右から左に体重移動して打つドライブが絶望的に下手くそだったので、みなかったことにしますw

ただ、知識としては覚えておこうと思います!!

メンタルの強化方法

 僕のメンタル豆腐なので、どうしたらいいかな?と思い聞いてみました。

が、結論、そんなものないって言われました!笑

飯野さんほどの選手であっても、緊張する時は緊張するとのことでした。
なので、

  • 試合会場の場慣れする
  • 自分の技術の安定性を上げて、自信をつける
    • どんなコンディションであってもミスしないってほど練習をする

 このあたりを徹底すれば、メンタル強化に繋がるのではないか?というお答えでした^^

日々の積み重ねが大事ということですね!!

切れてるカットと切れてないカットってどうやって見分けるの?

 上手いカットマンの選手と戦うと、台下でスイング隠されちゃうことが多いので、どうやって判断してるんだろうなー?と思い聞いてみました。

  • 台下でカットされたらわからない!笑
    • 回転量が多ければわかるけど、微妙な回転量とナックルの違いはもう謎
    • カットが浮いてきたら全力でねじ込み、無理そうなボールはしっかりつっつく
  • スイングが見える場合は、相手のスイングの癖や球質・弾道をよく観察する

とのことです!観察力つけなきゃーーーー!!




ということで、長いようで短かい4日間の連続レッスンが終わりました。
 最後は、5分ほどオール練習を行い、最後に1セットマッチでゲームをし、すこられて終わりました^^笑
 ただ、レッスンで学んだ技術も少しずつ出しながら試合ができ(おそらく飯野さんがそういうボールを適宜送ってくださっていたのだと思いますがw)、そういった新しい展開になっても徐々に身体が動かせるようになってきています。


 終始、物腰が柔らかなお方で、的確なアドバイスをずっと頂けていたので、4日前よりも相当なレベルアップをした気になっています笑
練習方法や、自分の弱いところや癖、対戦相手やボールの観察ポイントなど、本当にいろいろなことを教えていただきました!!


 ただでさえ多かった課題が、山積みになりすぎて頂上が見えないくらいまでなってしまいましたが(笑)、ひとつずつこなしていけるようにこれからも頑張ろうと思います!!


 飯野さん、本当にありがとうございました!!
課題をクリアしていったら、また新たな壁が立ちはだかってくると思いますので、そしたらまたお世話になります!!!!!

記念写真^^

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